PSN: PlayStation Network、22時間以上ダウン 全世界の数百万人のプレイヤーに影響

PlayStation Network（PSN）は、世界各地で依然として接続不能の状態が続いており、数百万人のプレイヤーが重要なサービスにアクセスできなくなっている。障害はブラジル時間の午後8時頃に発生し、現在までに22時間以上が経過している。北米、ヨーロッパ、アジア、南米のユーザーが、プラットフォームへの接続障害、オンラインプレイの不可、PlayStation Storeの利用不能、ソーシャル機能の停止などの問題を報告している。ソニーは障害の存在を認めたが、原因や復旧の見通しについての詳細を明らかにしておらず、プレイヤーの間で不満が高まっている。

障害の発生以降、ユーザーはログインエラーや接続失敗の問題に直面している。時間の経過とともに問題は悪化し、デジタルゲームの購入、取得したコンテンツの引き換え、PlayStation Plusの特典利用が不可能になった。ソニーが沈黙を続ける中、SNS上では透明性の確保と補償を求める声が急増している。

この障害は全世界のプレイヤーに影響を与えており、FIFA、Call of Duty、Fortnite、GTA Online などの人気タイトルはマルチプレイヤーモードでプレイできない状態が続いている。また、ランク戦や協力プレイモードに参加するためにPSNの安定性を求めるユーザーにとって、大きな支障となっている。

PSNの障害が影響を及ぼしている主要なサービス

PlayStation Networkの障害により、PlayStationエコシステムの重要な機能が広範囲にわたり影響を受けている。影響を受けた主要なサービスは以下の通り：

• PSNへのログイン不可：アカウントにアクセスしようとすると認証エラーや予期せぬ切断が発生。
• オンラインマルチプレイの中断：マルチプレイヤーゲームがソニーのサーバーに接続できず、オンライン対戦が不可能。
• PlayStation Storeの利用不能：デジタルゲーム、DLC、追加コンテンツの購入ができない。
• PlayStation Plusのサービス障害：加入者が月間無料ゲームやクラウドストレージサービスを利用できない。
• PlayStation Nowの不具合：クラウドゲーミングサービスにも影響が及び、ゲームライブラリへのアクセスが不能。

コミュニティの反応とソニーへの圧力

障害の詳細が明らかにされていないことで、ユーザーの不満が高まっている。SNSではPSNの障害に関するハッシュタグがトレンド入りし、プレイヤーが透明性を求めるとともに、使用できなかった期間の補償としてサブスクリプションの延長を要求する声もある。

また、ソニーの対応の遅さを揶揄するミームやジョークも拡散しており、過去のPSN障害や、Xbox LiveやSteamなどの他のサービスとの比較が行われ、ゲームコミュニティの苛立ちが浮き彫りになっている。